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仕上げの技術不足です。言って直させるといいです。
 
 着物の指南書など見ますと、スチームアイロン厳禁と書いてあるようなものが少なくありません。
 湿気を帯びると縮んでしまうからなんですが、しかし、湿気を与えないことにはシワが伸びません。
 プロは専用のアイロン台を持っています。
 全体に細かく穴が開いていてそこから空気を吸い込んでいます。
 丁度エアホッケーの逆のようなものです。
 それで着物を固定して、作業をするわけです。
 更には文鎮なども使い、生地の縮みを防ぎながらスチームします。
 
 これと同じ事を自分でやろうとすれば、誰かに手伝ってもらって、ひっぱりながらスチームということになります。
 面倒でしょ。上手くいきそうにないですし。
 それなりの設備のあるところでやったほうがいいというわけです。
 
 着物専門の業者でもクリーニング店でもドライに関しては基本的にやっていることは同じです。
 慣れてるか慣れてないかの差はあるでしょうけど。
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